新型クラウンのフロントスピーカー交換をやらせて頂きました。
事前の調査でフロント信号にはフルレンジではなく、ドアウーファーにはハイカットされた低音成分が、ダッシュのスコーカーにはローカットされた中高音成分しか来てないことがわかっていました。
ソニックデザインスピーカーのクロスオーバーポイントと全く合わないので、MATCHのDSPアンプを同時取付して対応するプランをご提案させて頂きました。



純正フロントスピーカーは楕円タイプのウーファーとスコーカーの２ウェイマルチシステムですが、高域の解像力不足とこもった感じの低音が強すぎると感じました。ほとんどの純正システムがそうですが、サブウーファー音量が大きすぎると思うのです。大きいといっても重低音ならまだしも、120～160Hzぐらいのこもった感じの低音が出すぎているのは改善されないのですかね。




スピーカーはカジュアルライン・トップグレードモデルTBF-1877Aiをお選びいただきました。ウーファーにはバッフルボードをバーチ材で製作して取付してあります。




DSPアンプは純正フロント２ウェイマルチの４ｃｈとセンター、サブウーファーの計６ｃｈを合成、コントロールするためPP-86DSPを使用しました。トランク右の純正アンプとリンクさせてあります。


今回のような新型車で初めてのシステムでも、合成バランスまでコントロールできるこの機種は音調整の強い味方になってくれました。トップグレードモデルの持つ音の切れと綺麗さを純正オーディオでも生かすことが出来たと思います。


初期エージング前の新品のスピーカーを取付しましたので、まだまだ音が良くなっていくと思います。
再調整はいつでもやらせて頂きます。
ご利用いただきありがとうございました。

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